家族で住むならタワーマンション?一戸建て?

昔の日本とは違い、今日の日本の都市部ではマンションが住宅の多くを占めます。
昔と比べて人口が都市部に集中するようになり、都市圏で自宅を持つことが多くの人の夢となっていると言っても過言ではない時代になりました。
しかし、都内一戸建てを購入するのはかなり高いハードルで、会社の重役、役職のある人などしか購入できないような高級なものです。

人口が密集していることに反して土地が少ない都市圏は、一戸建てで自宅を購入するのではなく、マンションを購入する人が多いです。
しかし、マンションと言っても価格は高額で、新築の場合、東京であれば安くても2500万円、郊外でも2000万円以上の価格になります。

価格の問題が非常に大きいですが、昨今では、無理に一戸建てを購入せず、マンションの方がいいと考える人も多いようです。
その理由は何か?
実際にマイホームを購入する世代が考える、一戸建てとマンションのメリットとデメリットをご紹介します。

一戸建てのメリットとデメリットは?

一戸建てのメリットと言えば、やはりマンションよりも音に関して敏感になりすぎないという点を上げる人が多いと思います。
小さな子どもがいる家庭は、赤ちゃんの鳴き声や元気いっぱいの子供がはしゃぐ声などが近隣の迷惑になるのではないか、という心配を抱えます。
赤ちゃんも、育ち盛りの子供も伸び伸びと成長させたいのに、都市部では騒音問題をいつも身近に抱えることになります。
壁の薄いマンションや下の階の人に迷惑がかからないような生活を強いられますが、一戸建ての場合はその心配がぐっと軽減します。
一戸建てでも、かなり近い距離で近隣の家がある場合は、ある程度静かに暮らさなければなりませんが、マンションよりも不安は少なくすみます。

庭がある場合は、子供を庭で遊ばせたり家庭菜園などもできるので、野菜が育っていくプロセスを学ばせることもできる場所が生まれます。
家族が増えると荷物が増えることが多くなるので、敷地内に物置などを設置すれば荷物を整理するのにも便利です。
改築や増築も不可能ではないので、マンションよりは自由度が高いということが大きなメリットの1つです。

一方、家を購入する世代が感じる一戸建ての不安は、ゴミ問題です。
一戸建ての場合は、ゴミの収集は町内会が仕切る場合が多いようで、町内会との付き合いを上手にやることも必要になりますし、前の日の晩にゴミを出すことも禁止されている場合がほとんどです。
マンションでは、夜中の家にゴミ出しをしてよかった生活をしていた人は、朝しかゴミ出しができないという不便さは、実はかなりの負担になります。
特に働き盛り世代、子育て世代は、とにかく毎日めまぐるしい時間の流れで1日を過ごしますから、ゴミ出しの時間に自由を奪われることが、実は大きな負担となる場合が多いようです。
現代の若者世代の多く、若者世代だけでなく団塊ジュニアの世代も、あまり近隣の人と深い関係を持ちたくないという人が多く、できれば近所の人と話しをしたり、町内会の話し合いなどに参加したくないという人も少なくありません。
戸建てに住むと、近隣の住人と上手にやることもとても重要になってくる地域もありますので、人付き合いが苦手な人は心労が積もってしまう可能性もあります。
戸建てのメリット、デメリットそれぞれありますが、やはりこれから何十年も住む住環境なので、無理することなくチョイスすることが重要と言えます。

マンションのメリット・デメリットは?

マンションも様々な種類があるので、マンションの中でもそれぞれによってメリットとデメリットが異なります。
近年建設されたマンションの場合は、設備が充実しているので、マンションを買ったメリットを十分に享受することができると思います。
特に都市部のマンションは、設備や利便性を重視して購入する人が多いので、その要望に答えるべく、建設業者も要望に応えてくれる設備のマンションを提供していることが多いです。

一戸建てと比べて、マンションの大きなメリットはいくつもあります。

 

 

 

 

 

 

【関連サイト】
家族で健やかな生活を送るための知識と子育ての記録が読めます。
子育てファミリーから学ぶ子育ての知識
>> 赤ちゃんのミルク作りに使える水・ウォーターサーバー

家族が増えるとなったら住まいはどうする?

結婚し、子供が生まれることになると、それまで夫婦・恋人2人で暮らすには問題なかった部屋も手狭になります。
赤ちゃんが生まれるとベビーベッドやベビーカー、子育てに関する様々な道具や着替えなど一気に家の中のものが増えることになります。
それまでは1LDKや1ROOMで不便なく暮らせて来たものが、生活が激変します。
居間と寝室だけの家では手狭になり、最低でも2DK程度の広さの部屋が必要になります。
家賃が安い地域であれば、引越資金も安く済みますが東京などの関東や大阪・名古屋・博多などの都市圏では引越しするのもお金がかかりますし、部屋のグレードを上げることで毎月の家賃が上がるのも懸念すべき点です。
子育てにお金がかかることに加え、家族が増えることで食費や生活費も上昇します。赤ちゃんの頃は病院などにかかる費用も増えるのであらゆる生活費が上昇します。

子供が出来たのと同時に家を買うのも1つの案

妊娠がわかり、やがて始まる赤ちゃんとの生活に向けて、それを機に家を買う人も少なくありません。
都内で家を購入するのは収入が平均収入を越える人に限られてしまうかもしれませんが、仕事は都内でも郊外に家を建てたり、郊外のマンションを購入するのも1つの案です。
多くの夫婦は、子供が出来る前に家を購入することを見込んで貯金をしておいた方がいいと考えていながらも、なかなかうまくいかないものです。
結婚後間もなく子供ができる夫婦も多いものですが、赤ちゃんができたと分かってから家を購入することを検討し始めるのでは少々遅いとも言えます。
しかし、いずれは家を購入したいと考えていた人は、妊娠が分かった時点でこの先ずっと住んでいく地域を選定し、価格や地域の様子などを調べ、実際に内見をし、購入までこぎつけることも可能です。
資金が100万円程度あれば、収入によりますが頭金なしで住宅ローンを組むこともできるようです。

住宅ローンの毎月の支払い額は手取りの給料の20%程度が良いとされています。
住宅ローンの金利が固定か変動によっても変わりますが、子育ての費用と、持ち家にかかる固定資産税の支払い、子供が大学に入る頃にかかる入学資金や授業料など、子供がまだ小さい頃から貯蓄をしないと後から立ち行かなくなります。
ローンの支払いが、毎月の収入の3割4割を占めるような金額に設定すると、主たる収入を得ている人に収入がキャリアの向上と共に上昇することを加味しないと立ち行かなくなります。
住宅ローンは繰り上げ返済をすることもできますので、最初は無理ない支払い額に設定して、キャリアのアップ・昇進などで給料がアップした際に、再度住宅ローンの支払いペースを見直すのが良いでしょう。

転勤が多い仕事の場合は?

家庭の主たる収入を得ている人が転勤の多い仕事の場合は、家を購入するのも躊躇すると思います。
この場合はいくつかの傾向があります。家を購入して、数年で転勤することになった場合、単身赴任を選ぶ方もいますが、家族全員で転勤先に引越をし、購入した家は貸し出すという方法で結果的に家賃収入を得て、自分は賃貸で暮らしているという人もいるようです。せっかく購入した家を他人に貸し出すのは抵抗がある、という風に割り切れない方は、子供が生まれたのを機に家を購入しようというのは一旦見合わせた方がいいかもしれません。住宅ローンと固定資産税などの費用よりも家賃収入が多い場合は、そのまま貸し出して結果的に、再度別に自分が住む自宅を建てるという人もいるようです。
気づけば定年後は家賃収入を得る資産家となっていた、なんていう話もあるようです。

 
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